聞書第一 〇一七九 奉公人の利發なのはのだゝぬ、けれどもふうけよりはまし 原文 一、湛然和尚御申し候。奉公人の利發なるは、のだたぬもの也。されども、ふうけの、人に成りたる事はなしと。
聞書第一 〇一七九 奉公人の利發なのはのだゝぬ、けれどもふうけよりはまし 現代語訳 一、湛然和尚が言った話。奉公人が利発なのは、出世しないだろう。しかしながら、馬鹿者になることは無い。