聞書第一 〇一七七 殿様の文庫から書物を出す時に、蓋を明けると丁子の香 原文 一、文庫より書物を出し給ふ。明け候へば丁子の香いたしたり。
聞書第一 〇一七七 殿様の文庫から書物を出す時に、蓋を明けると丁子の香 現代語訳 一、ある時、殿が文庫から書物を取りだし遊ばされた。蓋を明けると丁子の香りがしたという。