聞書第一 〇一二四 善き被官を仕立つるが忠節、人を以て御用に立つるは本望 原文 一、御家中、よき御被官出來候様に。人を仕立て候事忠節也。志ある人には指南申す也。我が持分を人を以て御用に立つるは本望の事也。
聞書第一 〇一二四 善き被官を仕立つるが忠節、人を以て御用に立つるは本望 現代語訳 一、御家中で、よい御被官が出来るように。人を仕立てる事は忠節である。志ある人には指南する。自分のなすべき事を人を使って御用に立つのは本望である。