聞書第一 〇〇九六 山本前神右衛門、不行跡の召使をも歳暮まで暇を出さずに使ふ 原文 一、山本前神右衛門、召使の者不行跡の者もあれば、一年の内、何となく召使ひ、暮れになりてより、無事に暇を呉れ申し候。
聞書第一 〇〇九六 山本前神右衛門、不行跡の召使をも歳暮まで暇を出さずに使ふ 現代語訳 一、山本前神右衛門は、召使いの者で行いの良く無い者がいた場合、一年の内は何事もなく召使い、暮れになってから、穏便に首にした。