聞書第一 〇〇三二 氣前を見せ伊達する心でないと、時宜に叶はぬ事がある 原文 一、仕附方の口傳に、時宜の二字をダテとよませ候。伊達する心にてなれば、時宜はならずと也。
聞書第一 〇〇三二 氣前を見せ伊達する心でないと、時宜に叶はぬ事がある 現代語訳 一、仕付け方の口伝に、時宜の二字をダテと読ませるというのがある。伊達なふるまいをする心が無ければ、時宜(良い頃あい)にはならないと言う事だ。